音楽家の肩こりをなくしたい。 京都市を中心に活動している、音楽家専門フィジカルトレーナーの藤本将人です。 今日も肩こりに関係する筋肉を見ていきます。 斜角筋(しゃかくきん) 斜角筋は超重要な筋肉です。 肩こりの人はほぼ間違いなくここが硬くなっています。 試しにご自分で触ってみてください。 首の付け根、鎖骨の真ん中の少し上です。 斜角筋が音楽家にとって重要である理由として、呼吸に深く関わります。 息を吸う時には肋骨が上に引き上げられます。 斜角筋は第1〜2肋骨に付き、これらを引き上げてくれます。 筋肉の中で斜角筋は、横隔膜の次に吸息に寄与する割合が大きいと言われています。 (吸息:息を吸うこと。呼息:息を吐くこと。) 斜角筋が硬いと当然、息が吸いにくくなりますね。 斜角筋は前・中・後の3つに分かれます。 そのうち前斜角筋と中斜角筋の間(斜角筋隙)を、腕神経叢という指先まで向かう神経の束と、鎖骨下動脈という太い血管が通ります。 前・中斜角筋の過緊張などにより斜角筋隙が狭くなり、腕神経叢および鎖骨下動脈を圧迫してしまい、手のしびれや痛み、異常な冷えなどが起こってしまうものを斜角筋症候群と言います。 (胸郭出口症候群のうちの一つです。) 放っておくと楽器の演奏だけでなく日常生活にも支障が出てくるので、気になる方は早めに治療しましょう。 さらに斜角筋が重要な理由として、横隔膜や大腰筋と筋膜でつながっている、というのがあります。 アナトミートレインでいうところのDeep Front Line(ディープ・フロント・ライン)ですね。 斜角筋が硬いために、横隔膜が緩んでくれないということもあります。 斜角筋が硬いために、大腰筋が硬くなって腰痛が起こっているということもあります。 腰痛の原因が首にあった、ということも充分あり得るんですよ。 さて、斜角筋について書きましたけど、ここが硬いからといってぐいぐい揉んだりしないでくださいね。 まず緩まないので。 ぜひ整体院 泉月の施術を受けてください。 斜角筋はぐいぐいやらなくても、ふわーっと緩んでくれますよ。 通常1回10,000円〜のところ 毎月先着6名限定、初回無料! 告知 出張施術@東京を開催します。 2017年1月23日(月) 2017年2月26日(日) 藤本が東京に行きます。 整体院 泉月の施術を受けてみたい方、この機会に受けてみませんか? 初回の方は無料です。 どちらの日程も10時〜17時くらい?(詳細未定) お一人様 80分程度で、要予約です。 枠に限りがありますので、お早めにどうぞ。 一人ずつ個別に受けて頂くのも良いですし、 複数人で受けて頂いてお互いに音の違いを聴き比べるのも良いですね。 場所は決まっていませんが、音出しできる部屋を借りる予定です。 〜身体を知れば音が変わる〜 音楽家専門フィジカルトレーナー 藤本将人 070-5652-7071 [email protected] 音楽家のための整体院 泉月 http://flseitai.weebly.com |
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